髙松建設で初の認定取得
髙松建設株式会社(本社:大阪市淀川区 代表取締役社長:西出雅弘 以下、髙松建設)は、同社が兵庫県西宮市門戸荘にて建築した賃貸マンション「ブライトロード西宮」が「長期優良住宅」の認定を取得(2013年9月取得済み)したことを発表した。
賃貸マンションが「長期優良住宅」の認定を取得することは珍しく、今回の「ブライトロード西宮」の認定取得は西宮市内の賃貸マンションのなかでは初であり、さらに髙松建設が設計・施工した賃貸マンションのなかでも初だ。入居者の関心も高く、動きの少ない入居時期(6月入居開始)にも関わらず竣工後即満室となっている状況だ。
通常の住宅よりも高い劣化対策、耐震性、省エネルギー性を実現。バリアフリー改修を見据えた設計も
「ブライトロード西宮」は、鉄筋コンクリート造り6階建ての構造で、総戸数は27戸、間取りは2LDK~3LDK、賃料は109,000円~162,000円となっている。今回の認定取得ポイントは、劣化対策として水セメント比50%以下のコンクリートを使用するとともに、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚を建築基準法より10mm厚く設定した点や、建築基準法の1.25倍の地震力にて設計を行い、高い耐震性を実現した点などだ。
他にも、バリアフリー性においては将来のバリアフリー改修を見据え、共用廊下の幅員を1200mm以上、エレベーターの開口を800mmに設定するなどの対応を実施。
さらに、全住戸に遮熱・断熱性の高いLow-E ガラスを採用するとともに、断熱材の厚さを通常の約1.6倍に設定するなど、省エネルギー対策等級「最高ランク 4」に該当する省エネルギー性も実現している。
https://www.takamatsu-const.co.jp/