京阪神の賃貸市場、じわりと下落
不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営するネクストは5月27日、2014年4月度の【京阪神版】「HOME'Sマーケットレポート」を公開した。レポートによると京阪神の賃貸市場は、マンション、アパートともに、掲載物件の平均坪賃料がわずかながら下落した。
京阪神マンション掲載物件は、平均坪賃料が前月比マイナス0.4%の6,100円。今年2月をピークにじりじりと下落している。
10か月連続で下落していた平均敷金はやや回復し、前月比0.1%プラスに転じた。しかし、平均礼金は0.2%下落している。
エリア別にみると、京都府と大阪府の平均坪賃料が前月から下落しているのに対し、兵庫県では今年2月からの上昇傾向を維持している。
一方、京阪神アパート掲載物件も、わずかずつではあるが右肩下がりの傾向が続く。平均坪賃料は0.3%マイナスの5,300円。平均敷金はここ1年下落が続き、前月になってやっと上昇に転じたが、4月は前月比1.6%マイナスと再び下落した。平均礼金も前月に比べ0.7%下がっている。

問合せ物件も、微減が続く
京阪神マンション問合せ物件でも、平均坪賃料がマイナス1.3%、平均敷金がマイナス0.6%、平均礼金がマイナス0.8%となり、いずれも下落した。京阪神アパート問合せ物件は、平均坪賃料がマイナス0.6%。平均敷金が1.8%上昇したものの、昨年12月以降上昇が続いていた平均礼金が、1.2%下落した。
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