2014年第1四半期世界の商業用不動産投資額は前年同期比26%増
総合不動産サービス大手のJLLグループは5月7日、「2014年第1四半期・ 世界の不動産投資額」の確報を発表した。2014年第1四半期の世界の商業用不動産投資額は、1,360億ドルで前年同期の1080億ドルに比べ26%増。内アメリカ大陸が620億ドル(前年同期比+63%)、EMEAが510億ドル(同+19%)、アジア太平洋地域が230億ドル(同-15%)。
日本の商業用不動産投資額は、122億ドルで、前年同期比15%増。円建てでは28.5%増の1兆2,540億円となっている。
(画像はプレスリリースより)
東京に対する高い投資意欲を示す
また、都市別投資額では東京が、ロンドン、ニューヨークを抑え、第1位となった。東京の2014年第1四半期投資額は101億ドル(前年同期59億ドル)となり、2位のニューヨーク69億ドル(同52億ドル)、3位のロンドン63億ドル(同63億ドル)に大差をつけての1位で、東京に対する高い投資意欲を示している。2014年第1四半期の、投資活動が最も活発な世界10都市については、東京、ニューヨーク、ロンドンに続き、4位パリ43億ドル、5位ロサンゼルス36億ドル、6位ワシントンDC33億ドル、7位シカゴ26億ドル、8位フィラデルフィア24億ドル、9位サンフランシスコ20億ドル、10位ボストン18億ドルの順となっており、アジア太平洋地域では、唯一東京だけがトップ10にランク入りしている。
JLL プレスリリース
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