都内の建物がどのくらい太陽光発電システムや太陽熱利用システムに適しているのかが分かる
東京都は、東京都環境公社と連携し、都内の建物がそれぞれどの程度太陽光発電等の設置に適しているか一目で分かるWEBマップ「東京ソーラー屋根台帳」(ポテンシャルマップ)を全国で初めて開発し、3月26日に公開した。「TOKYO太陽エネルギーポータルサイト」から、誰でも利用可能で、簡単操作で住所検索にも対応。都内にあるそれぞれの建物がどのくらい太陽光発電システムや太陽熱利用システムに適しているのかが一目で分かり、太陽光発電システムや太陽熱利用システムの導入の検討に役立てることができる。

航空測量データを用い建物ごとに予測される日射量を分析
「東京ソーラー屋根台帳」は、航空測量データを用いて実際の建物を3次元で解析し、建物ごとに予測される日射量を分析。それぞれの屋根の傾斜や、近隣の建物等による日陰の影響も考慮して、太陽光発電等への適合度を算出。WEBで誰でも利用可能で、簡単操作で住所検索にも対応している。「太陽光発電ポテンシャル」では、<日当たりの良さ>として、適合度(年間予測日射量)を表示。<ポテンシャル>として、設置可能システム容量(推定)、年間予測発電量、一般家庭の電力需要量換算、年間予測CO2削減量を表示。
「太陽熱利用ポテンシャル」では、<日当たりの良さ>として、適合度(年間予測日射量)を表示。<ポテンシャル>として、設置可能集熱器面積(推定)、年間予測集熱量、一般家庭の熱需要量換算、年間予測CO2削減量を表示する(いずれもシミュレーションに基づく理論値)。
「東京ソーラー屋根台帳」は、航空測量データを用いて実際の建物を3次元で解析し、建物ごとに予測される日射量を分析。それぞれの屋根の傾斜や、近隣の建物等による日陰の影響も考慮して、太陽光発電等への適合度を算出。建物ごとに設置可能システム容量(推定)や予測発電量等を表示する。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/03/