宅地1位は千代田区六番町、1平米あたり296万円
国土交通省が発表した平成26年地価公示によると、公示価格順位では、東京都中央区銀座4丁目2番4『銀座4-5-6』(山野楽器銀座本店)が、1平米あたり29,600,000円で全国1位となった。昨年は27,000,000円 で変動率は+9.6%。また、宅地では、東京都千代田区六番町6番1外が、1平米あたり2,960,000円で全国1位。昨年は2,780,000円で変動率は+6.5%となっている。

石巻市須江字しらさぎ台が住宅地で3年連続変動率1位
変動率上位では、宮城県石巻市須江字しらさぎ台1丁目3番3が、1平米あたり32,000円と、昨年の27,800円に対し15.1%上昇し、住宅地で3年連続(平成25年23.6%上昇、平成24年60.7%上昇)して全国1位の上昇となった。同地区は石巻中心部の既存住宅地と比較して割安感があり、引き続き、被災住民の移転需要が強い。また、変動率では、被災住民の移転需要や復旧事業関係者の土地需要などで宮城・福島が上位を占めるなか、東京都中央区勝どき3丁目419番1『勝どき3-4-18』が、1平米あたり954,000円と、昨年の860,000円に対し10.9%上昇し、住宅地で全国9位となった。こちらは、東京オリンピック・パラリンピック会場至近の立地で、マンション素地等の需要が高まり、地価の上昇の動きが見られるとしている。
http://tochi.mlit.go.jp/chika/kouji/2014/index.html