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リクルート住まいカンパニー、“「住宅購入・建築検討者」の実態調査(2013年度)”発表

2014/1/12 17:00

7大都市圏在住の住宅購入・建築検討者を対象に予算等の実態を調査
リクルート住まいカンパニーは1月6日、“「住宅購入・建築検討者」の実態調査(2013年度)”の調査結果をとりまとめ、その概要を発表した。

同調査は、首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川)、札幌市、仙台市、東海(愛知県、岐阜県、三重県)、関西(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)、広島市、福岡市に在住の、住宅の購入または建築を検討している人を対象に、検討にあたっての予算や頭金の状況、検討する物件の種別、検討にあたって重視する条件などを把握することを目的に、2012年度より実施している。

予算上限は平均3803.2万円で、昨年より40.4万円アップ
調査結果によると、「住宅購入検討者の予算上限」では、予算上限は平均3803.2万円で、昨年より40.4万円アップ。エリア別では首都圏が4178.5万円で7大都市圏中最も高くなっている。

昨年の予算とのアップ額を地域別に見ると、札幌市(308.2万円)、関西(230.3万円)、福岡市(227.8万円)の順に高く、首都圏はマイナス89.8万円となり、昨年よりも予算が減額した。検討住宅タイプ別の予算を見ると、新築分譲マンション検討者が4167.2万円、注文住宅検討者が4065.4万円、新築分譲一戸建て検討者が3977.3万円だった。

「住宅購入検討者の検討理由」では、「子どもや家族のため」が31.6%で1位
「住宅購入検討者の検討理由」では、住み替えを検討している理由は「子どもや家族のため、家を持ちたいと思ったから」が31.6%で1位。次いで、「もっと住宅の仕様が良い家に住みたかったから」(24.7%)、「持ち家のほうが自由に使えて気兼ねがないから」(20.0%)で、昨年と比較して「金利が低く買い時だと思ったから」が16.8%で昨年の26.9%から10.1ポイント減った。

検討住宅タイプ別に見ると、中古マンション検討者と新築分譲マンション検討者で「老後の安心のため、住まいを持ちたいと思ったから」(中古マンション検討者は全体よりプラス9.1ポイント、新築分譲マンション検討者は全体よりプラス5.0ポイント)が理由の上位3位以内に挙がるなどの差が見られた。

検討住宅タイプは、注文住宅計51.6%、新築分譲マンション購入38.9%
「住宅購入検討者の検討住宅タイプ」では、注文住宅計51.6%、新築分譲マンションの購入38.9%。検討住宅タイプの昨年比を見ると、中古マンション計が+2.2ポイントで、唯一上昇した。

エリア別に検討物件タイプを見ると、東海では「注文住宅」、札幌市では「中古一戸建て」、仙台市では「注文住宅」「新築分譲一戸建て」「中古一戸建て」、福岡市では「中古マンション」「中古一戸建て」が全体よりも高い傾向となっている。

外部リンク

リクルート住まいカンパニー ニュースリリース
http://www.recruit-sumai.co.jp/press/

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