年間受注棟数3,000棟を目標に
住友不動産株式会社注文住宅事業本部は、木造ツーバイフォー工法による注文住宅の請負事業を手掛けているのだが、経営計画の期間中に年間受注棟数3,000棟を目指し、営業力や商品力の強化を進めていく。なお経営計画は、今年度開始した第六次中期経営計画だ。今期については現時点で、営業拠点となるモデルハウスの新規出展を20棟計画している。先月にグランドオープンした京都「五条モデルハウス」、札幌「森林公園モデルハウス」が100棟、101棟目となり、モデルハウス100棟体制を構築した。
なお1月中には福岡「香椎浜モデルハウス」がオープンし、3月には東京と神奈川で3棟の出展を予定しているため、今期末までにモデルハウスは105棟となる。

提案型のモデルハウス
住友不動産株式会社は、2003年に発表した主力商品の「J・アーバン」シリーズや、2013年グッドデザイン賞を受賞した「J・レジデンス」を中心としてモデルハウスを展開している。今年度は商品力強化の一環として特定の商品だけにこだわるのではなく、これまで以上に同社の商品企画力や、設計力を幅広い顧客に訴求する役割を担った「提案型のモデルハウス」を導入していることが特長だ。
「提案型のモデルハウス」の第1弾としては東京「青山モデルハウス」、「豊洲モデルハウス」、第2弾として新潟「長岡モデルハウス」、京都「五条モデルハウス」がオープンしている。
「提案型のモデルハウス」では、季節にあわせて室内と一体化した利用を可能としたテラスや、開放的でゆったりとした時間が過ごせるSPA(半外風呂)など、リラックスできる空間を提案している。
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