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賃貸住宅市場レポート 首都圏版、近畿圏版、中部圏版を発表

2013/11/28 18:00

「賃貸住宅市場レポート2013年11月」を発表
株式会社タスが「賃貸住宅市場レポート 首都圏版2013年11月」と「賃貸住宅市場レポート関西圏・中京圏版2013年11月」を発表した。

首都圏版においては「過去5年間の空室率TVI、募集期間の推移」と「2013年9月期の1都3県賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、中途解約確率、賃料指数)」を掲載している。

関西圏・中京圏版では「年齢別人口分布から見た静岡県の住宅市場の変化」と「2013年9月期の関西圏・中京圏賃貸住宅指標(空室率TVI(タス空室インデックス)、募集期間、更新確率、賃料指数)」を掲載している。

(画像は賃貸住宅市場レポート 首都圏版より)

首都圏・近畿圏・中部圏
首都圏は、過去5年間の空室率TVI、募集期間の推移
首都圏の空室率TVIにおいて東京23区のみが好調となっている。これまで低い水準で推移していることが多かった神奈川県と千葉県は、2012年から微増傾向となっている。東京市部と埼玉県は、高い水準で推移している。

2013年9月期1都3県賃貸住宅指標において、首都圏の賃料指数は東京都全域、東京23区、東京市部、埼玉県で上昇傾向が続いている。一時期下降傾向であった神奈川県も2013年第3四半期は上昇に転じた。

千葉県は今期は下降したのだが、長期的には横ばい傾向となっている。その一方、空室率TVIは東京市部と埼玉県で微減、それ以外の地域で微増となっており、空室率は悪化しているのだが賃料は上昇している。

関西圏・中京圏版では、
静岡県の民間借家の単独世帯において、29歳以下の世帯は減少傾向となっている。これに対して、30~44歳の単独世帯は増加している。

さらに、高齢者の民間借家単独世帯も増加しており、2010年時点で65歳以上の世帯は約2.5万世帯となっている。また団塊の世代約1.2万戸が続いているため、25年以内には約3.7万戸の空室が発生する可能性が高い。

2013年9月期 関西圏・中京圏賃貸住宅指標としては、静岡県を除くすべての府県で賃料指数が上昇傾向となっている。また京都府の空室率TVIは引き続き減少傾向だ。

外部リンク

賃貸住宅市場レポート 首都圏版2013年11月
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol47

賃貸住宅市場レポート 関西圏・中京圏版2013年11月
http://www.tas-japan.com/pdf/news/residential/Vol19

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