NBF四条烏丸ビル、16億円で譲渡
日本ビルファンド投資法人は10月31日、NBF四条烏丸ビルの譲渡を決定したと発表した。譲渡理由は、規約に定める方針に基づき検討した結果によるとしている。譲渡価額は16億円、帳簿価額は13億8,304万72円。譲渡価額と帳簿価額の差額は2億1,695万9,928円。10月31日に引き渡しを行った(譲渡先は非開示)。
NBF四条烏丸ビルは京都市下京区の商業地域に立地。地積761.21平米。事務所及び駐車場として使われており、9月末日時点での賃貸料収入は1億2,700万円/年、稼働率は100%である。
建築時期は平成3年9月6日、取得年月日は平成13年5月23日。取得価格は16億2,700万円だった。平成25年6月30日時点の評価額は、12億1,000万円(谷澤総合鑑定所による)となっている。

譲渡後の運用予想に変更なし
また、NBF四条烏丸ビルの譲渡による平成25年12月期及び、平成26年6月期の運用状況への影響は軽微であるため、運用状況の予想に変更はない。NBF四条烏丸ビル譲渡後のポートフォリオは、保有物件数が72件、取得価格計が1兆528億円、稼働率が97.3%となった。
http://www.nbf-m.com/nbf/
日本ビルファンド投資法人のニュースリリース
http://www.nbf-m.com/nbf/release/files/release688.pdf