苦情相談受付件数は3.96%減少に
一般社団法人マンション管理業協会は6月12日、平成24年度苦情相談受付状況(平成24年4月~平成25年3月)について概況を取り纏め発表した。平成24年度の苦情相談受付件数は6,085件で、前年度6,336件に比べ、3.96%の減少となっている。

相談項目では「管理規約・細則」関連の比率が年々増加
概況によると、相談内容については、管理組合関係が4,296件(全体に占める割合:55.5%)と最も多く、管理会社関係は1,118件(同:14.5%)、法令関係は1,776件(同:23.0%)、その他547件(同:7.1%)。相談項目については、管理規約・細則が1,995件(全体に占める割合:25.8%)、マンション管理適正化法が1,391件(18.0%)、総会・理事会運営が788件(同:10.2%)などとなっており、全般的な相談件数が減少する中、相談全体に占める「管理規約・細則」関連の相談の比率が年々増加している一方、「マンション管理適正化法」に関する相談は、相談件数、相談の比率とも減少傾向にあるとしている。
http://www.kanrikyo.or.jp/news/data/20130612pressgyoumu.pdf