大和ハウスグループが「ネオ・サミット茅ヶ崎」を開所
大和ハウスグループは、住宅型有料老人ホームである「ネオ・サミット茅ヶ崎」をオープンすると発表した。この施設の内容は、居室数が110室であり、その中の一般の居室は60室、介護が必要な人のための居室は50室である。大和ハウスグループの1つである寿恵会は、現在静岡県熱海市で介護付有料老人ホーム「ネオ・サミット湯河原」を運営している。今回の物件は第2弾ということになる。JR東海道本線の茅ヶ崎駅から約1.5kmという立地である。土地は保養所の跡地を借りあげており、建物は鉄筋コンクリート造で地上3階建て。
また一般の居室1DKと1LDKの2種類であり、全室にキッチンや浴室・トイレ・エアコンなどの諸設備が設置されている。また緊急時用のコールボタンや生活リズムを整えるためのセンサーも完備してある。介護が必要な人のための居室は1Rのみで、別に契約している介護サービス事業者がサービスを有料で提供する。

環境、防災、健康の3つを重要視した設計
今回のネオ・サミット茅ヶ崎は、環境と防災、健康の3つがテーマとなっている。施設に設置してある30kWの太陽光発電システムや、共用部分にはLED照明を採用するなど環境に配慮してある。もし災害が起こった時にライフラインが断たれてしまった場合には、「自家発電装置」を設置しているので安心である。それ以外にも津波の危険性があるなどの緊急時には、入居者や近隣住民が屋上へ速やかに避難できるようにスロープを設置している。
病気になった時の対応について心配する入居者も多いのだが、尿糖値、血圧などが簡単に測定することができる「インテリジェンストイレII」を用意している。それ以外にも年2回の定期健康診断の実施や、近隣の商業施設へのシャトルバスの運行なども行う。
http://www.neo-summit.com/chigasaki/