「いろどりマンション」の運営を開始
「MAD Cityプロジェクト」というのは、千葉駅と松戸駅前がエリアである株式会社まちづクリエイティブが、地域を活性化するために行っている活動である。今回プロジェクトの1つとして複合型シェアハウス「いろどりマンション」の運営を開始することになった。空室化が進んでいる大型分譲マンションの中に、3DKの4戸をセルフリノベーションできるシェアハウス物件に転用した。またそれだけでなくセルフリノベーション用の1戸と、共有スペースを1戸用意することになっている。
運営方法はMAD Cityプロジェクトが全ての物件を借り上げて、オーナー側の空室リスクと、セルフリノベーションに伴う原状回復リスクを担保して入居者に貸すという仕組みである。

シェアハウスはコミュニティの豊かさと費用の面から注目
シェアハウスは家賃が安くなるということと、コミュニティが豊かになるということで注目されるようになった。ただシェアハウスは今のところビジネス性に着目していることが多く、シェアハウスそもそもの良さは追求されていない。これまではまちづくりと不動産の両事業を行っていたため、改装が可能ということで入居者層を獲得した。またそれ以外にもシェア型物件を作っていくことによって、コミュニティを創り出してきた。
すでに春に開始した最初の案件では、築35年のマンションをシェア型の物件だけで満室にしている。今回はそれよりもさらに大規模な物件であるため、様々なアイデアを盛り込んで展開していく。シェアハウスの良さを伝えていくためにも、内覧会のような形でイベントを行っていく予定である。
http://madcity.jp/2012/11/irodorimansion/