関西の奥座敷【生駒】に最先端スマートタウン誕生
ミサワホーム近畿株式会社は11月23日、奈良県生駒市内で展開するスマートタウン分譲地「オナーズヒル白庭みなみ丘」の販売を開始する。奈良県生駒市が取り組むスマートコミュニティ推進モデル事業である「オナーズヒル白庭みなみ丘」は、周辺環境に配慮した安心安全な“まちづくり”と、省エネで快適な“住まい作り”の両立を目指す。

自然と共生する快適なまちづくり
まち全体の計画策定においては、周辺地域の気候風土や生態系を調査し、一年の気候を表すフェノロジーガイドを作成。その結果を元に、約17,000平米の開発地域全体に微気候デザイン設計を採用した。ミサワホーム独自のHEMSサービス「enecoco(エネココ)」を活用し、地域全体のエネルギー利用量や住戸ごとの利用量を見える化を行う。
また、日本気象協会が提供する天気予報のデータに応じて、窓開けやカーテン開閉などのアドバイスを行い、気候や天候に合わせたきめ細かな対応を喚起する。
将来的には「enecoco」を経由して取得した地域内のエネルギー利用データを活用し、地域ぐるみでエネルギーの最適利用を実現する。

長期的な観点から環境対策に対応
住戸レベルでは、気密性・断熱性などの基本的な省エネ性能を確保しつつ、排熱や通風用の開口などの配置にも考慮し、より環境に配慮した設計を行う。さらに、太陽光発電システムや燃料電池、HEMSなどの環境設備を標準採用する。各住戸の緑化率を40%以上確保し、緑豊かな「環境共生住宅」認定も取得する予定だ。
自動車との連携も、将来のEV普及を見込んで、EV充電コンセントの設置と、V2H(Vehicle to Home)にいつでも対応できるように、専用配管を先行設置する。
http://www.misawa.co.jp/misawa/release121120.pdf