都市を結ぶ、大規模な複合型オフィスビル
新日鉄興和不動産は3月24日、東京・赤坂に建設中の複合ビルの名称を「赤坂インターシティ AIR」に決定したと発表した。「インターシティ」は“都市を結ぶ”という意味を込めて名付けたもので、新日鉄興和不動産の大規模複合型オフィスビルの旗艦ブランド。「赤坂インターシティ AIR」は「インターシティ」シリーズでは、5案件目のプロジェクトとなる。

溜池山王駅の新たな拠点
「赤坂インターシティ AIR」は東京都港区赤坂一丁目に「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」として、オフィスを中心に共同住宅、商業施設などから構成される地上38階建ての複合ビル。国際戦略総合特別区域の「アジアヘッドクォーター特区」や、都市再生緊急整備地域に指定されている再開発事業で、総事業費は約802億円にのぼる。
東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅と、地下通路で直結するなど、駅と連携した駅前拠点として、緑豊かな街区を目指しており、敷地内は緑化率50%以上に当たる5,000平米超の、広大な緑地を設ける。
さらに虎ノ門方面への続く約850メートルの「赤坂虎ノ門緑道計画」の西側の起点になる、約200メートルの街路樹も整備し、都市の魅力を引き立てる計画だ。
災害時の帰宅困難者が利用できる一時避難スペースや非常用電源の確保、食料や毛布など防災備蓄品を収納する倉庫も設置し、近隣の防災拠点の役割も担う。
(画像はニュースリリースより)
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