太陽光発電補助、8月で補助枠達成か
福井県が実施している住宅用太陽光発電の設置を促すための補助金の申請件数が、猛烈な勢いで推移している。今年度の太陽光発電装置を対象とする補助枠は750件だが、8月2日現在で680件の申請があり、前年に比べ3割も上回った。予算で計上した単独型の補助額6,660万円の9割近くを既に消化しており、このままのペースなら8月上旬にも予算を使い切ってしまう勢いだ。
これは、固定価格買い取り制度の導入が始まり、県内でも再生可能エネルギーに対して、
身近なエネルギー利用の『気付き』が広がるきっかけになった(福井新聞より引用)
ため自家発電への関心が高まったものと、県環境政策課では分析している。

設置費用もお手頃価格に
県が補助する住宅用太陽光発電の設置費用は、1キロワット当たり平均で49万4千円。3年前に比べて18万円ほど安くなっていることも、導入を促す好材料となった。昨年度も予算を上回る申請があったため、県は6月と9月の補正予算で増額し、補助件数は計1042件に上った。この追加予算には、国が設けたグリーンニューディール基金を財源に充てたが既に使い切っており、今年度の追加措置に対する予算の目処が立たない状況だ。
福井県は補助枠達成後の追加措置について、今後検討するとしている。
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kankyou
福井新聞
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福井県 Fukui Prefectural Government
http://www.pref.fukui.lg.jp/index.html