国交省、建築物防災週間に実施した各種調査結果公表
国土交通省は、建築物防災週間(平成24年3月1日から3月7日)において実施した建築物に関する各種調査結果を取りまとめ公表した。調査内容は、「民間建築物における吹付けアスベストに関する調査」や「既存建築物における窓ガラスの地震対策に関する調査」など、5項目。

調査対象の建築物中、40,379棟が未報告
「民間建築物における吹付けアスベストに関する調査」は、昭和31年~平成元年までに施工された民間の建築物のうち大規模(概ね1,000平方メートル以上)な建築物が対象。調査結果では、調査報告があった232,959棟中、露出してアスベストの吹付けがされている建築物の数は、16,229棟。指導により対応済みの建築物の数は 11,086棟。未対応は5,143棟(内 対応予定:861棟、指導中:4,222棟、指導予定:60棟)。
また、調査対象の建築物に対し、未報告であった棟数は、東京で11,411棟など、全国では、調査対象の建築物の数273,338棟に対し、40,379棟が未報告となっている。
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000335.html