地震発生確率や予測震度を即時判断!
大和ハウス工業株式会社(本社 大阪)は、2012年11月3日より、地震危険度評価ツール「ココゆれ」の本格運用を開始した。*画像は「ココゆれ」サンプル画像、上から順にStep1, 2, 3)
「ココゆれ」は、戸建住宅を購入検討している顧客にたいして、建設予定地または検討地での地震発生確率や予測震度などのリスク情報を即時に提供するシステムである。
高まる自然災害への不安
近年、様々な災害のニュースを目にするようになってきた。阪神淡路大震災・東日本大震災、また台風被害など毎年のように報道される。中でも特に被害の大きかった東日本大震災より後、活断層などが再度見直されたり、防災予測の基準が変わるなど大きな動きが出ている。
ピンポイントで情報取得
政府や公的機関の発表など、おおよその資料は手に入るが、それを全て理解するのはなかなか難しいことである。大和ハウスでは、「ココゆれ」を使い、任意の地点を選択入力することで、5年から50年先までの5年単位の、震度(5弱以上〜6強以上)の地震の発生確率と入力地点付近の断層の情報を解析・表示ができるとしている。
表示に関しては、約30秒程度で結果が表示でき、内容も予測震度・距離・深さ・マグニチュード・発生確率など多岐にわたる。
「ココゆれ」で安心を提供
「ココゆれ」では、様々な情報を顧客に提示する事により、安心・安全な住まいの情報および自然災害に対する意識の向上を狙っている。また 情報の提供とともに、同社の技術、戸建住宅「xevo(ジーヴォ)」で標準装備している耐震技術に加え、更なる耐震技術や免震技術の情報とともに、より安全で安心できる住まいを提供していくとしている。http://www.daiwahouse.co.jp/release/20121102123931