全国の住宅総合指数は140.0に
国土交通省は5月30日、2025年2月分および2024年第4四半期分の「不動産価格指数」を公表した。この指数は、2010年の平均価格を100として算出されている。
発表によると、2025年2月の全国における住宅総合の指数は140.0で、前月比0.1%の下落となった。
用途別では「住宅地」が前月比0.5%上昇の115.6、「戸建住宅」は同0.5%下落の114.9、「マンション(区分所有)」は同0.8%上昇の211.8だった。

三大都市の住宅価格動向
東京都の住宅総合指数は169.1で、前月比で0.2%下落した。「住宅地」は同0.2%上昇の137.0、「戸建住宅」は同1.3%下落の129.9、「マンション(区分所有)」は同0.8%上昇の218.1となっている。愛知県では、住宅総合指数が123.3となり、前月比で0.9%下落した。「住宅地」は同2.7%上昇の106.3、「戸建住宅」は同1.8%下落の114.1、「マンション(区分所有)」は同2.4%上昇の197.9だった。
大阪府の住宅総合指数は140.7で、前月比3.6%の大幅な下落となった。「住宅地」は同0.5%下落の132.6、「戸建住宅」は同7.3%下落の107.4、「マンション(区分所有)」は同0.2%下落の207.8と、いずれも下落傾向がみられた。
2024年第4四半期の商業用不動産価格指数
2024年第4四半期の全国における商業用不動産総合指数は145.2で、前期比1.0%の上昇となっている。種類別では、「店舗」は同0.8%下落の161.4、「オフィス」は同1.2%上昇の180.5、「一棟マンション・アパート」は前期と同じ167.9だった。
(画像はプレスリリースより)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001891772.pdf