レインズが3月首都圏中古マンション動向を発表
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は3月10日、2025年3月度の「月例マーケットウォッチ」を発表した。3月の首都圏における中古マンション成約件数は、前年同月比31.0%の大幅増となり、4,991件。5か月連続で前年同月を上回った。
成約平米単価は同4.1%上昇し、79万100円となった。2020年5月から59か月連続で上昇している。成約価格は同2.6%上昇の4,945万円に達した。こちらは5か月連続の上昇である。

地域別の中古マンション平米単価
地域別の成約平米単価をみると、東京都区部は、前年同月比11.2%の上昇で121万7,800円となり、2桁増を記録した。また、価格の上昇は、2020年5月から59か月継続している。多摩は同5.2%上昇の58万700円となり、3か月ぶりにプラスに転じた。
横浜市・川崎市は同4.3%下落し、61万6,400円となった。2か月連続のマイナスである。神奈川県他も同9.2%下落し、39万6,700円まで減少した。4か月連続の下落となっている。
埼玉県は同4.8%下落の42万900円。3か月連続の下落である。
千葉県は同7.5%下落の37万2,600円。5か月ぶりに前年同月を下回った。
(画像は「月例速報MarketWatchサマリーレポート(2025年3月度)」より)
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202503_summary.pdf