駅エリアごとの平均坪単価を算出
株式会社東京カンテイは、2024年11月19日、東武伊勢崎線・浅草駅~獨協大学前駅間の駅別中古マンション価格を発表した。ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2024年7月から9月までの3ヵ月間に行われている。
曳舟駅~牛田駅間、大半の駅が反転上昇
今回の発表によると、東武伊勢崎線の浅草駅~獨協大学前駅間において中古マンション価格が最高値となったのは、311万円の浅草駅だった。同駅エリアは前期と同じく7%の上昇を果たしたことで、価格が300万円台に到達。平均築年数は25.7年であり、築浅化の進行が価格上昇にも影響している。前期で価格が下落した曳舟駅~牛田駅間では、今期は大半の駅が反転上昇を達成。また上昇幅についても、東向島駅は6.6%、鐘ヶ淵は10.3%と、大幅な伸びを示した。押上駅は、上昇幅こそ僅かながら300万円台の目前となる298万円をマークしている。
堅実な上昇を続ける北千住駅
北千住駅は、築年数の上積みが見られるが平均坪単価は堅実な上昇を続けており、今期は243万円に到達。西新井駅も、2%台の連続上昇によって今期は186万円に達した。なお東武伊勢崎線全線(浅草駅~伊勢崎駅)における中古マンションの平均坪単価は、154万円となった。1年前に比べて、価格で10万円、比率で6.4%下落している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東武伊勢崎線1 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1407