「持家」は減少、「貸家」、「分譲住宅」が増加
東京都は6月4日、 「平成27年4月の新設住宅着工」についてとりまとめた住宅着工統計を公表した。これによると、東京都内で4月に着工した新設工事数は1万2,169戸。前年同月比では持ち家は減少したものの、貸家、分譲住宅が増加し、全体で15.4%増となった。増加傾向が、3か月連続の続いている。
分譲住宅の内訳はマンションが前年同月比126.2%増の4,2857戸で、3か月連続で増加。一戸建ては、前年同月比32.6%減の1,342戸となり、2か月振りに減少した。
都心3区は2.6%減の712戸
地域別でみると千代田区、中央区、港区の都心3区は、前年同月比2.6%減の712戸。千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区の都心10区は、前年同月比10.9%増の2,976戸だった。東京23区部全体では、前年同月比2.6%減の8,426戸。市部は前年同月比40%増の3,672戸だった。
(画像は、東京都のホームページより)
http://www.metro.tokyo.jp/60p64100.htm