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中古マンション坪単価、2期連続で上昇-東京カンテイ調べ

2021/5/12 16:00

新築マンションの坪単価は324.1万円
東京カンテイは5月6日「新築・中古マンションの市場動向レポート(2021年第1四半期)」を発表した。

レポートによると2021年第1四半期の首都圏における新築マンション供給数と、中古マンション流通数の合計は4万9,158戸だった。前年同期比17.3%の減少となり、9期連続で前年同期を下回る結果となった。

内訳を見ると、新築マンションの供給戸数は前期比6.0%の9,707戸となり、2期連続で増加。依然として供給戸数は絞り込まれているものの、コロナ禍以前の20%前後で推移していた状況に戻ったと判断できそうだ。

坪単価は324.1万円だった。前期比で1.5%の下落となったが、2020年の第3四半以降は320万円台を維持している。

中古マンション坪単価、全ての築年帯で上昇
中古マンションの流通戸数は、前期比21.6%減少の3万9,451戸。2桁台の大幅減少となり、戸数規模は23期ぶりに4万戸を割った。

築年帯別の流通戸数をみても、全ての築年帯において前年同期比で二桁以上のマイナスとなっている。流通戸数が最も少なかったのは「築5年以内」の2,625戸、最も多かったのは「築30年超」の1万5,923戸である。

平均坪単価は、前期比4.5%上昇の189.9万円。3期連続で上昇した。

築年帯別の坪単価をみても、全ての築年帯で2期連続の上昇となり、今期は「築30年超」においても直近の最高値を更新した。いずれの築年帯でも流通戸数が大幅に減少している状況において、価格自体は3%~4%ほど伸びている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/

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