成約件数は14か月ぶりに減少
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は8月19日、2024年7月度の「月例マーケットウォッチ」を発表した。7月の首都圏における中古マンション市場動向は以下の通りとなった。
成約件数は前年同月比1.3%減の3,193件となり、14か月ぶりに前年同月を下回った。
成約平米単価51か月連続で上昇
成約平米単価は同9.8%上昇の78万9,700円。成約価格は同10.7%と2ケタ上昇を示し、5,049万円となった。成約平米単価は2020年5月から51か月連続、成約価格は2020年6月から50か月連続で上昇している。
地域別の成約平米単価
首都圏の地域別の中古マンション成約平米単価は、以下の通りである。東京都区部は、前年同月比14.9%上昇の118万4,300円。2020年5月から51か月連続で上昇している。東京都多摩は、同9.0%上昇の55万7,900円。13か月連続の上昇である。
埼玉県は、同0.1%上昇の44万1,600円。
千葉県は、同7.2%上昇し、40万7,200円となった。
横浜・川崎市は、同1.1%上昇の62万3,400円。13か月連続の上昇である。神奈川県他は、同9.0%上昇の45万8,600円となり、10か月連続で上昇している。
(画像は「月例速報MarketWatchサマリーレポート(2024年7月度)」より)
月例速報MarketWatchサマリーレポート(2024年7月度)-公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202407_summary.pdf