2023年11月17日、株式会社LIFULLは、四半期ごとのマーケットレポート「LIFULL HOME’Sマーケットレポート 2023年7～9月期」を公表した。

同社が運営する日本最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」掲載の物件データと、利用者からの問い合わせがあった物件（反響物件）のデータを集計したレポートだ。

首都圏（東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県）のファミリー向き中古マンションは、掲載平均価格は2022年4～6月期からの横ばい傾向のまま高止まりしている。近畿圏（大阪府、兵庫県、京都府）では、掲載平均価格・反響平均価格のどちらも横ばい傾向だった。

首都圏の中古一戸建ては掲載平均価格は横ばい傾向が続いたが、反響平均価格は4～6月期に続いての上昇で前年同期を上回った。

掲載賃料の上昇が続いていた首都圏のファミリー向き賃貸物件は、4～6月期からの上昇額が1,053円と上昇率は鈍化したものの上昇は継続した。

一方、シングル向き賃貸物件の掲載賃料は、東京23区全体でわずかに下落となるなど首都圏全体でも下落した一方、反響物件の賃料は上昇した。

近畿圏と愛知県および地方4市（札幌市、仙台市、広島市、福岡市）では、広島市を除き小幅ながら上昇傾向が継続している。

（画像はプレスリリースより）

株式会社LIFULLのプレスリリース
https://www.homes.co.jp/cont/press/report/report_00328/