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2022年11月の新築一戸建て平均価格、首都圏は上昇を続けるも都は下落

2022/12/12 09:00

新築木造物件の価格を集計、平均価格の推移を考察
株式会社東京カンテイは、2022年12月8日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の同年11月版を発表した。

このリリースは、「敷地面積が100~300平米」「最寄り駅から徒歩30分以内」といった条件を満たす新築木造物件の価格を集計し、エリアごとにその平均価格の推移を考察するというもの。同社はこのリリースを毎月発表している。

上昇を維持した首都圏、3ヵ月連続下落の東京都
今回の発表によると、2022年11月の首都圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、4381万円となった。前月比ではプラス0.7%となり、2ヵ月連続で上昇を達成。圏全体が上昇した前月に続き、上昇傾向を維持している。

都県別に見た場合、東京都は前月比マイナス0.7%の5332万円となり、3ヵ月連続で下落。しかし、神奈川県はプラス1.6%の4833万円で、埼玉県はプラス0.5%の3757万円で、共に2ヵ月連続上昇を達成した。千葉県は、プラス0.8%の3730万円で5ヵ月連続上昇を果たしている。

中部圏が下落、しかし愛知県は2ヵ月連続上昇
2022年11月の近畿圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、前月比プラス2.3%の3630万円となった。兵庫県はプラス6.1%、京都府は15.4%もの上昇を示し、共に価格の牽引役を担っている。

中部圏は、岐阜県と三重県の下落が影響し、前月比マイナス1.5%の3377万円をマーク。しかし愛知県はプラス0.3%の3685万円で2ヵ月連続上昇を果たし、前年同月比はプラス6.9%に達した。

宮城県は前月比プラス0.8%の3220万円で、3ヵ月ぶりに反転上昇を達成。福岡県はマイナス2.0%の3448万円で下落へ転じたが、前年同月比はプラス3.8%となっている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 11月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/kodatesintiku202211.pdf

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