首都圏中古マンション価格10か月連続で上昇、3,000万円の大台に
東京カンテイは7月21日、2015年6月の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移」を発表した。6月の首都圏の中古マンション価格は、前月比プラス0.4%の3,011万円と10か月連続で上昇、2011年4月以来の3,000万円台となった。近畿圏平均は前月比プラス0.2%の1,840万円と小幅ながら引き続き上昇。中部圏平均は前月比マイナス0.6%の1,537万円で2か月ぶりの下落となっている。
東京23区、プラス1.7%で12か月連続の上昇
6の首都圏主要都市別中古マンション価格は、東京23区では前月比プラス1.7%の4,684万円で12か月連続の上昇。横浜市は、横ばいの2,672万円。さいたま市はマイナス0.2%の2,143万円、千葉市はマイナス2.1%の1,645万円と共に下落。価格トレンドの二極化が鮮明になっている。近畿圏主要都市の価格は、大阪市では前月比プラス0.6%の2,340万円と上昇。神戸市ではプラス0.7%の1,781万円と復調の兆しが見られる。
名古屋市では前月比マイナス0.6%の1,885万円と2か月ぶりの下落となり、1,900万円を目前にやや価格の上昇の度合いが鈍くなっているとしている。
(画像はプレスリリースより)
東京カンテイ プレスリリース
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/c201506.pdf