東京カンテイは8月17日、2022年7月の「三大都市圏・主要都市別／分譲マンション賃料月別推移」を発表した。

これによると7月の首都圏における分譲マンションの、1平方メートル当たりの平均賃料は、前月比0.5％上昇の3,333円。わずからながらも4か月振りの上昇となった。

都県別では、東京都は同0.1％下落の3,742円。これに対して神奈川県は同0.2％上昇の2,455円、埼玉県は同0.5％上昇の1,877円、千葉県は同0.4％上昇の1,846円と、軒並み上昇に転じた。しかしながら上昇率自体は、小幅にとどまっている。

近畿圏の1平方メートル当たり平均賃料は、前月比0.1％下落の2,109円だった。

府県別では、大阪府は築浅事例の減少によって平均築年数が進み、同1.2％下落の2,356円。7か月振りのマイナスとなった。一方、兵庫県は築古事例が減少し、同2.5％の1,740円。4か月振りの大幅プラスを示した。

中部圏の1平方メートル当たり平均賃料は、同1.6％上昇の1,921円。このうち愛知県は、同1.5％上昇の1,958円だった。

（画像はプレスリリースより）

株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/T202207.pdf