株式会社東京カンテイは、2020年2月17日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別／新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の同年1月版を発表した。

同リリースでは、敷地面積が50～100平米かつ最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内といった条件を満たす木造物件を対象として、平均価格の算出およびその推移の考察を行っている。

同リリースによると、2020年1月の首都圏における新築小規模一戸建て住宅の平均価格は、4488万円となった。前月比はプラス0.1％となり、概ね横ばいの推移を示している。

都県別に見た場合、東京都は前月比マイナス1.7％の5191万円となり、2ヵ月連続で下落する形となった。一方、神奈川県はプラス1.4％の4039万円、千葉県はプラス6.4％の4074万円となり、共に反転上昇を達成。埼玉県は、マイナス1.6％の3770万円となり、4ヵ月ぶりに下落へ転じている。

これらの動きについて東京カンテイは、神奈川県と千葉県の反転上昇に注目しつつも、首都圏全体が上昇基調とは言えないと考察している。

2020年1月の近畿圏における新築小規模一戸建て住宅の平均価格は、前月比プラス0.1％の3435万円となっている。兵庫県と京都府が連続上昇を達成したものの、大阪府が下落へ転じたことで、圏全体としては横ばいを示す結果となった。

中部圏は、前月比プラス2.0％の3729万円となり、反転上昇をマーク。愛知県もまた、プラス2.4％の3793万円となり、上昇へ転じている。

（画像はプレスリリースより）

主要都市圏・主要都市別／新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 1月 - 株式会社東京カンテイ
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