現状価格は2021年10月から12月に集計
株式会社東京カンテイは、2022年3月22日、横浜市営地下鉄ブルーライン・横浜駅~下永谷駅間の駅別中古マンション価格を発表した。ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2021年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。

反転して大幅に上昇した横浜駅と桜木町駅
今回の発表によると、横浜市営地下鉄ブルーラインの横浜駅~下永谷駅間において中古マンションの平均坪単価が最高値をマークしたのは、265万円の高島町だった。同駅エリアは、両隣である横浜駅と桜木町駅が上昇を見せた今期にあっても、同区間における首位を維持している。その横浜駅と桜木町駅は、共に前期の下落から反転して大幅な上昇を達成した。横浜駅は225万円から255万円へ2桁上昇を果たし、桜木町駅は33.7%ものプラスとなる262万円をマーク。桜木町駅エリアの上昇について同社は、築浅物件の割合増加が影響したと考察している。
上永谷駅と下永谷駅も反転上昇
同区間では、上永谷駅と下永谷駅もまた反転上昇を果たし、平均坪単価が110万円台に到達した。一方、前期には2桁上昇を見せていた蒔田駅が、今期は平均築年数がかさんだ影響から0.7%下落している、なお、横浜市営地下鉄ブルーライン全線(あざみ野~湘南台)における中古マンションの平均坪単価は、180万円となった。前年と比較して、価格で19万円、比率で11.7%上昇している。
(画像はプレスリリースより)
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1013