9月中古マンション成約価格は3213万円
不動産流通推進センターは10月11日、2021年9月の「指定流通機構の物件動向」を発表した。全国の指定流通機構(レインズ)の成約事例のうち、中古住宅に関するデータを集計したデータである。物件動向によると、9月における中古マンションの物件動向は以下の通りとなった。
成約件数は、前年同月比10.28%減の5708件。3か月連続で減少している。
成約価格は、同8.84%上昇の3213万円。成約平米単価は同11.55%上昇の48万5900円となり、どちらも16か月連続で前年同月を上回った。
専有面積は同2.46%減の67.14平米で、4か月連続のマイナス。築年数は同4.12%増の23.71年。こちらは4か月連続のプラスとなった。

首都圏の9月成約価格は4010万円
主なエリア別の、中古マンションの物件動向は以下の通りである。北海道の成約件数は前年同月比3.23%減の210件。成約価格は同12.31%上昇の1985万円。
首都圏の成約件数は同4.78%減の3106件。成約価格は同7.68%上昇の4010万円。
中部圏の成約件数は同2.26%減の433件。成約価格は同0.06%下落の2189万円。
近畿圏の成約件数は同18.80%減の1261件。成約価格は同6.21%上昇の2527万円。
九州・沖縄の成約件数は同25.06%減の335件。成約価格は同9.58%上昇の2051万円。
(画像は、指定流通機構の物件動向-令和3年9月より)
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