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天気、大きな変化はなし。2021年5月度「中古マンション価格天気図」

2021/7/3 13:00

上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」と表示
株式会社東京カンテイは、2021年6月30日、プレスリリース『中古マンション価格天気図』の同年5月度版を発表した。

このリリースは、全国の中古マンション(ファミリータイプ)流通事例価格を毎月集計し、その価格変動を「天気マーク」で表示したもの。価格の上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」といった形で、表示は行われている。

天気マークに大きな変化はない
今回発表された2021年5月度の『中古マンション価格天気図』によると、「晴」を示したのは22地域であり、前月と変化がなかった。一方、「薄日」は11地域から12地域に、「雨」は2地域から3地域に、それぞれ増加。「曇」は7地域から6地域へ、「小雨」は5地域から4地域へ、共に減少している。

「天候」が改善した地域数については、前月の9地域から6地域へと減少した。しかし、「天候」の悪化も11地域から6地域に減少しており、横ばいは27地域から35地域に増加。5月度のマンション中古価格について同社は、下落に転じる県は増加したが、動きの傾向は落ち着いており、天気マークに大きな変化はないと考察している。

三大都市圏がいずれも上昇をマーク
発表された『中古マンション価格天気図』では、都市圏ごとの価格の推移も考察している。

同社は、首都圏/近畿圏/中部圏の三大都市圏がいずれも上昇をマークした点を指摘。また地方中枢都市については、札幌市と仙台市で下落に転じ、和歌山県と広島県が「晴」から「薄日」となった一方で、広島市と福岡市は上昇を果たし、徳島県と鹿児島県は「晴」に回復したことに注目している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

2021年5月度 中古マンション価格天気図 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/WR202105.pdf

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