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「天候」改善エリア、増加。「中古マンション価格天気図」2021年1月度版

2021/3/1 13:30

「晴」で上昇傾向、「雨」で下降傾向を表示
株式会社東京カンテイは、2021年2月25日、プレスリリース『中古マンション価格天気図』の同年1月度版を発表した。

このリリースは、全国における中古マンション(ファミリータイプ)の流通事例価格を毎月集計し、その価格変動を天気マークで表示するというもの。「晴」は価格の上昇傾向、「雨」は下降傾向といった形で、表示は行われている。

「晴」の地域は前期から横ばい
今回発表されたリリースによると、2021年1月は「晴」の地域が14地域となり、前期から横ばいの結果を示した。悪天となる「雨」は5地域から2地域に、「曇」は14地域から11地域に、それぞれ減少。一方、「小雨」は2地域から6地域へ、「薄日」は12地域から14地域へ、共に増加している。

今期において「天候」が改善したエリアは、10地域から13地域に増加した。その一方で、横ばいを示したエリアは27地域から25地域に、悪化したエリアは10地域から9地域に、揃って減少。また、全国47都道府県の中で前月比価格が下落した地域数についても、22地域から19地域に減少している。

中心都市は概ね強含み傾向
『中古マンション価格天気図』2021年1月度版では、「天気」表示の元データとなった別中古マンション70平米換算価格についても、その推移が考察されている。

この考察の中で同社は、今期において首都圏と近畿圏、そして札幌市・広島市・福岡市にて価格が上昇した点に注目。また、これらの中心都市が概ね強含みの傾向を示した一方で、四国の徳島県・香川県、九州の熊本県・大分県・宮崎県にて価格が下落したことを指摘している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

2021年1月度 中古マンション価格天気図 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/WR202101.pdf

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