首都圏中古マンションの成約件数、前年比プラス1.8%で3か月連続の上昇
東日本レインズ(東日本不動産流通機構)は1月15日、「月例速報 マーケットウオッチ/2015年12月度」を発表した。12月の首都圏中古マンションの成約件数は、2,543件で前年比プラス1.8%と、3か月連続でプラスとなった。成約平米単価は45.44万円/平米で、前年比プラス1.3%、成約価格も2,864万円で、前年比プラス0.6%となり、ともに36か月連続で上昇となった。

首都圏中古戸建住宅の成約件数、3か月連続で2ケタの増加
首都圏中古マンションの地域別動向では、成約件数は、東京都区部が1,020件で前年比マイナス0.94%となり3か月ぶりに前年同月を下回った。多摩は267件で前年比プラス20.8%の2ケタ増となった。また、埼玉県は298件前年比マイナス16.8%と3か月ぶりの減。千葉県は330件前年比プラス9.6%と3か月連続の増加。神奈川県も628件前年比プラス6.8%と3か月連続の増加となっている。
12月の首都圏中古戸建住宅の成約件数は、927件で前年比プラス11.7%と3か月連続で前年比2ケタの増加となった。成約価格は2,946万円で前年比プラス0.7%と再びプラスに転じた。
地域別動向では、成約件数は、東京都区部が135件前年比プラス1.5%で11か月連続で上昇。多摩は135件前年比プラス12.5%で5か月連続の上昇。埼玉県は166件前年比プラス5.1%。千葉県は203件前年比プラス11.5%。神奈川県は288件前年比プラス21.5%となっている。
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月例速報マーケットウオッチ サマリーレポート/2015年12月度
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201512_summary.pdf