首都圏マンション発売戸数、前年同月比10.9%減少
不動産経済研究所は11月17日、「首都圏・近畿圏マンション市場動向 2014年10月度」を発表した。首都圏のマンション市場動向では、10月度は、発売戸数3,125戸で、前年同月比10.9%減と9か月連減の減少。契約率も63.3%と前年同月比16.3ポイントダウンと低調。1戸当り価格、平米当り単価も2か月連続の下落となっている。
地域別契約率は都区部71.5%、千葉県39.9%
首都圏のマンションの地域別発売戸数では、10月度は、東京都区部1,381戸(全体比44.2%)、都下242戸(同7.7%)、神奈川県792戸(同25.3%)、埼玉県211戸(同6.8%)、千葉県499戸(同16.0%)。地域別契約率は都区部71.5%、都下59.5%、神奈川県60.2%、埼玉県80.6%、千葉県39.9%。また、近畿圏のマンション市場動向では、10月度は、発売戸数1,427戸で、前年同月比1.6%増で11か月ぶりに前年同月を上回った。契約率は74.1%と前年同月比5.5ポイントダウン。1戸当り価格、平米当り単価はともに5か月連続のアップとなっている。
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