東日本レインズ（東日本不動産流通機構）は8月10日、「月例速報　マーケットウオッチ／2015年7月度」を発表した。

7月の首都圏中古マンションの成約件数は、2,808件で前年比プラス10.9％と4か月連続で前年同月を上回った。成約平米単価は45.20万円／平米で、前年比プラス10.2％、成約価格も2,868万円で、前年比プラス9.3％となり、ともに31か月連続で上昇となった。

首都圏中古マンションの地域別動向では、成約件数は、東京都区部が1,140件で前年比プラス17.3％と4か月連続で前年同月を上回った。多摩は265件で前年比プラス3.9％と3か月連続で前年同月を上回った。

また、埼玉県は325件前年比プラス0.6％、千葉県は339件前年比プラス1.2％、神奈川県は739件前年比プラス14.2％と、すべての地域で前年比プラスとなっている。

7月の首都圏中古戸建住宅の成約件数は、1,003件で前年比プラス10.2％と前年同月を4か月連続で上回った。成約価格は2,916万円で前年比プラス1.7％と9か月続けて上昇。地域別動向では、成約件数は、多摩と横浜・川崎市を除くすべての地域が2桁増となっている。

東日本不動産流通機構　公式サイト
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