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中部圏、上昇基調。「新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移」2021年1月版

2021/2/10 14:00

新築木造物件を対象として平均価格を集計
株式会社東京カンテイは、2021年2月8日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の2021年1月版を発表した。

同リリースは、「敷地面積が100~300平米」「最寄り駅から徒歩30分以内」といった条件を満たす新築木造物件を対象として平均価格を集計し、その推移を考察するというもの。同社はこのリリースを、毎月発表している。

分譲戸数の減少で、首都圏は価格上昇
今回発表されたリリースによると、2021年1月の首都圏における新築木造一戸建て住宅の平均価格は、3733万円となった。前月比ではプラス0.5%となり、2ヵ月連続の上昇を果たしている。

都県別に見た場合、東京都は前月比マイナス2.2%の4516万円で反転下落となり、千葉県もマイナス1.5%の3130万円で下落へ転じた。一方、神奈川県はプラス3.1%の3922万円で、埼玉県はプラス1.8%の3370万円で、共に反転上昇を達成している。

なお、首都圏全域での価格上昇について同社は、新型コロナウイルスの第三波および物件不足の影響で生じた分譲戸数の減少を、要因として指摘している。

近畿圏と中部圏は好調
2021年1月の近畿圏における新築木造一戸建て住宅の平均価格は、3140万円となった。前月比ではプラス0.7%となり、5ヵ月ぶりに上昇へ転じている。

中部圏は、前月比プラス1.9%の3141万円となり、2ヵ月連続の上昇を達成。愛知県もまたプラス1.6%の3340万円で2ヵ月連続の上昇を果たし、前年同月比でもプラス0.8%の上昇基調を示した。

福岡県は、前月比ではマイナス0.2%の3133万円となったが、前年同月比はプラス1.6%をマークしている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

2021年1月 首都圏の新築一戸建て平均価格は前月比プラス0.5%の3733万円 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/single_family/845

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