iYell株式会社は、2020年5月19日、同社子会社が福岡銀行と提携し、住宅ローンの件数増加および業務効率化の支援を開始したと発表した。

この支援を開始したのは、住宅ローンの窓口株式会社（以下「JLM」）。『iYell住宅ローンプラットフォーム』を福岡銀行に対して提供し、新たな案件獲得チャネルの構築などを行っている。

iYellは、テクノロジーを利用する形で最適な住宅ローンの提供を行う住宅ローンテック企業。『住宅ローンの窓口 ONLINE』や『いえーる ダンドリ』、『いえーる コンシェル 不動産投資版』の運営なども手がけている。

今回JLMが福岡銀行に提供を開始した『iYell住宅ローンプラットフォーム』は、『いえーる ダンドリ』などのiYell運営サービスや外部の提携メディアから、住宅ローン借り換えの見込み客データベースが流入するサービス。住宅ローンについては直接相談が主な営業手法だった金融機関に、新たな営業チャネルを提供している。

『iYell住宅ローンプラットフォーム』は、書類の取得などを住宅ローンのプロが代行するため、案件の処理時間を短縮できるという利点も持つ。また、営業コストの変動費化や不正リスクの軽減についても効果を持つシステムとなっている。

iYellは今後も、地方金融機関を中心に提携を推進し、地方創生や空き家問題といった社会的な課題を解決する仕組み作りに努めるとしている。

iYellグループ、福岡銀行と提携し住宅ローンの件数増加および業務効率化を支援 - iYell株式会社
https://iyell.co.jp/fukuokabank_202005/