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東京都、3ヵ月連続で下落。2020年2月の中古木造一戸建て住宅平均価格

2020/3/17 13:00

条件を満たす中古木造物件を対象として考察
株式会社東京カンテイは、2020年3月16日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』2020年2月版を発表した。

同リリースは、敷地面積100~300平米などの条件を満たす中古木造物件を対象として、平均価格の算出およびその推移を考察したもの。同社はこのリリースを、毎月発表している。

3ヵ月ぶりに上昇へ転じた埼玉県
2020年2月の首都圏における中古木造一戸建て住宅の平均価格は、3251万円となった。前月比ではマイナス1.8%となり、3ヵ月連続の下落を示している。

都県別に見た場合、東京都は前月比マイナス8.2%の4803万円となり、3ヵ月連続で下落。千葉県もマイナス4.3%の2140万円となり、下落へ転じた。一方、神奈川県はプラス1.4%の3607万円となり、2ヵ月連続上昇を達成。埼玉県も、プラス5.2%の2466万円と大きな伸張を見せ、3ヵ月ぶりに上昇へ転じている。

東京カンテイは、東京都において好立地の売り事例が減少し、平均価格が下振れている点を指摘。弱含みの傾向に変化はないと、考察している。

中部圏、2ヵ月連続の上昇を達成
2020年2月の近畿圏における中古木造一戸建て住宅の平均価格は、2515万円となった。前月比はマイナス4.4%となり、3ヵ月ぶりに下落へ転じている。

中部圏は、前月比プラス3.7%の2387万円となり、2ヵ月連続の上昇を達成。愛知県もプラス4.2%の2813万円となり、4ヵ月ぶりに上昇に転じた。

福岡県は、マイナス3.3%の2129万円となり、下落へ転じた。ただし前年同月比はプラス1.9%となり、上昇を維持している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 2月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/kodatecyuko202002.pdf

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