100平米以上300平米未満、最寄り駅から徒歩30分以内
株式会社東京カンテイは、2018年9月6日、2018年8月における中古木造一戸建て住宅平均価格についてのレポートを発表した。この「平均価格」は、敷地面積が100平米以上300平米未満で、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内であり、土地・建物ともに所有権の木造物件を対象として集計されている。
首都圏の平均価格、3ヵ月ぶりに反転上昇
今回の発表によると、2018年8月における首都圏の中古一戸建て住宅価格は、3380万円となった。前月比ではプラス2.2%であり、3ヵ月ぶりに反転上昇を示す形となっている。都県別に見た場合、東京都は5369万円となり、前月比プラス2.6%で3ヵ月ぶりに反転上昇を示した。しかし神奈川県は3633万円をマークし、マイナス1.0%で3ヵ月ぶりに反転下落。千葉県はプラス6.2%の2198万円で2ヵ月連続の上昇を示し、埼玉県はマイナス5.4%の2316万円で反転下落している。
近畿圏と中部圏が好調、福岡も上昇傾向を維持
近畿圏(2府4県)における中古木造一戸建て住宅の平均価格は、2601万円をマーク。前月比プラス6.6%で、3ヵ月ぶりに上昇へ転じた。府県別に見ても、主要3府県のいずれもが上昇へ転じている。愛知県の平均価格は、前月比プラス5.2%の2811万円で反転上昇。中部圏(4県)全体でも、プラス10.0%の2314万円となり、大きく反転上昇している。
福岡県は、前月比マイナス14.8%の1741万円となった。しかし前年同月比では、プラス9.0%と上昇傾向を維持している。
(画像はプレスリリースより)
主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 8月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/kodatecyuko201808.pdf