東京カンテイは9月17日、2015年8月の「三大都市圏・主要都市別／分譲マンション賃料月別推移」を発表した。

8月の首都圏・分譲マンション賃料は、前月には6か月ぶりに2,600円を下回ったが、今月は横ばいの2,590円／平米となった。 近畿圏では、主要エリアで引き続き大きく下げたため、前月比マイナス1.5％の1,760円／平米と3か月連続で下落。中部圏でも前月比マイナス1.6％の1,554円／平米と下落した。

都府県別で見ると、首都圏は、東京都で前月比プラス1.0％、3,177円／平米と3か月連続で上昇。千葉県は同プラス1.3％、1,525円／平米と強含んだ。神奈川県と埼玉県は平均築年数がやや進んだことで、神奈川県は同マイナス1.1％、2,024円／平米、埼玉県は同マイナス0.8％、1,581円／平米と下落した。

近畿圏は、大阪府で前月比マイナス1.9％、1,851円／平米と5か月連続で下落し直近1年間で最も低い賃料水準となった。兵庫県でも同マイナス1.2％の1,625円／平米となり、6月に記録した今年の最低価格を下回った。

中部圏は、愛知県で前月比マイナス1.8％、1,574円／平米と下落。6か月ぶりに1,600円を割り込んでいる。

（画像はプレスリリースより）

東京カンテイ　プレスリリース
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T201508.pdf