中部圏不動産流通機構（中部レインズ）は9月7日、中部圏7県（富山・石川・福井・岐阜・静岡・愛知・三重）における、 2017年8月度の不動産流通市場の動向について発表した。

中部圏の8月度の中古マンション成約件数は375件、前年比10.3％減で、3か月ぶりの減少。平米単価は24.16万円、同7.9％増で、9か月連続の増加。成約価格は1,786万円、同7.3％増で、11か月連続の増加。

中古戸建住宅成約件数は307件、前年比4.4％減で、2か月連続の減少。成約価格は2,088万円、同10.8％増で、前月のマイナスからから再び増加となっている。

中部圏の8月度の地域別中古マンション成約件数は、愛知県が279件、前年比7.0％減で、3か月ぶりの減少。その他は富山県、福井県を除き全て減少。

平米単価は、愛知県が25.07万円、同5.9％増で、9か月連続の増加。その他は三重県を除き全て増加。成約価格は、愛知県が1,877万円、同4.2％増で、9か月連続の増加。その他は三重県を除き全て増加となった。

地域別中古戸建住宅成約件数は、愛知県が139件、前年比0.7％増で、前月の減少から再び増加。その他石川県、岐阜県、静岡県で減少、富山県、福井県、三重県で増加。

成約価格は、愛知県が2,826万円、同20.1％増で、前月の減少から再び増加。その他は富山県、石川県を除き全て減少となっている。

（画像は中部レインズ公式サイトより）

中部レインズ　「月例速報 ・マーケットウォッチ（2017年8月度）」
http://www.chubu-reins.or.jp/reinspdf/data/mw93.pdf