首都圏の発売戸数は2,903戸
不動産経済研究所は11月15日、10月度の「首都圏のマンション市場動向」を発表した。これによると10月の首都圏におけるマンションの新規発売戸数は、前年同月比0.6%減の2,903戸だった。前月比では15.2%の減少となっている。地域別の発売戸数は東京都区部が前年同月比10.5%増の1,248戸。都下は6.2%減の409戸で、東京都全体のシェアは57.1%を占める。神奈川県は20.4%増の813戸、埼玉県は66.2%減の149戸、千葉県は18.3%増の284戸だった。

1戸当たりの平均価格は5,406万円
新規発売戸数に対する契約戸数は1,789戸で、月間契約率は61.6%。前年同月比7.2ポイントの下落となった。地域別の契約率をみると東京都区部が63.8%、都下が48.4%、神奈川県が67.9%、埼玉県が53.0%、千葉県が57.7%となっている。
1戸当たりの平均価格は前年同月比0.8%上昇の5,406万円。1平米当たり単価も4.5%上昇し、79.3万円だった。
即日完売物件は全体の2.5%に当たる74戸。また、フラット35登録物件は2,721戸で、全体の93.7%を占める。
(画像はプレスリリースより)
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