一口当たり分配金は8,397円
日本ビルファンド投資法人は8月15日、平成28年6月期(平成28年1月1日~平成28年6月30日)の決算を発表した。決算短信によると平成28年6月期の純利益は、対前期比16.7%増益の128億800万円。一口当たり分配金は、前期比331円増の8,397円となった。
平成28年6月期は「興和西新橋ビルB棟」を追加取得、「上野イーストタワー」を新規取得する一方で、「NBF仙台本町ビル」及び「NBF厚木ビル」を売却し、ポートフォリオの入れ替えを行った。
その結果、平成28年6月期末時点におけるポートフォリオは保有物件ベースで73物件、投資額では1兆931億円となった。期末稼働率は98.2%である。

次期の一口当たり分配金は8,640円の見込み
次期となる平成28年12月期(平成28年7月1日~平成28年12月31日)の純利益は、今期より4.7%減益の121億9,900万円、一口当たり分配金は8,640円となる見通し。日本ビルファンド投資法人は、オフィスビルへ投資型のJ-REIT。スポンサーは三井不動産で、J-REITでは最大規模を誇る。
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