東京都が再開発事業を認可
東京都は8月2日、「宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業」の個人施行を認可した。この事業は、東京都渋谷区宇田川町及び神南一丁目各地内の約0.7ヘクタールの事業地を再開発し、都市再生特別措置法に基づく整備の目標である
渋谷駅の機能更新と周辺都市基盤の再編を契機に、魅力ある商業、業務、文化・交流機能の充実を図るとともに、次世代による先進的な生活文化等の世界に開かれた情報発信拠点を形成
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
の一翼を担うもの。

18階建ての劇場付き商業施設
今回認可された施行者は、パルコ。地上18階建ての店舗、劇場、事務所などで構成される建物を建設する。また、道路や歩行者専用通路、広場など公共施設の整備も行う。総事業費は、約469億円。事業効果として「まちのにぎわいと回遊性を高める歩行者ネットワークの形成」、「タウンマネジメントによるにぎわいの創出」、「ファッションや演劇文化の育成・情報発信」、「地域共同の荷さばき場や駐輪場の整備による歩行環境の改善」などが期待される。
今後は11月に権利変換計画の認可が下りる予定で、工事の着手は平成29年5月、建物の完成は平成31年10月となる見込みだ。
(画像はプレスリリースより)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/