中古マンションの成約単価、13期連続で上昇
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は5月18日、2016年1~3月の首都圏における不動産流通市場の動向を調査・分析した「季報Market Watchサマリーレポート 2015年1~3月期」を発表した。レポートによると、1~3月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同期比3.4%増の9,784件。4期連続で前年同期を上回った。
1平米当たりの成約単価は、前年同期比5.6%増の47万2,800円。2013年1~3月期から13期連続で、前年同期を上回っている。
成約価格も前年同期比で4.9%上昇の3,033万円。2012年10~12月期から14期連続で、上昇傾向を維持している。

中古戸建住宅の成約件数は3,479件
1~3月期の首都圏における中古戸建住宅の成約件数は、前年同期比16.2%増の3,479件。マンション成約件数同様、4期連続で前年同期を上回った。成約価格は前年同期比で1.3%下落の3,059万円、6期ぶりに前年度期を下回った。
土地面積は前年同期比1.4%増の148.57平米と拡大したものの、建物面積は前年同期比0.1%減の106.76平米とわずかながら減少。5期ぶりに前年度期割れとなった。
http://www.reins.or.jp/pdf/