都心寄りは明らかに値上がり
2013年12月17日、東京カンテイは同社のホームページで、直近3年間における西武池袋線沿線の中古マンション(ファミリータイプ)の平均坪単価を発表した。それによれば池袋、江古田、練馬といった都心に近い駅周辺の物件は、中には坪300万円台もみられる(池袋)など明らかな上昇傾向が見られた。一方、保谷や東久留米など、都下から埼玉エリアにかけては明らかな下落傾向が見られた。
西武池袋線全線における現状の平均価格は128万円となっており、1年前に比べて0.6%(1万円)下落している。

現状の最高値は池袋の195万円
2013年7月から9月までの3ヶ月間を集計して算出した平均坪単価の最高値は池袋の195万円。1年前と比べて17万円上昇した。築浅事例が軒並み上昇しており、最近供給された物件は分譲価格を上回る値で流通している。江古田でも築年数の古い事例を中心に値上がりが起こっている。築40年前後でも坪100万円以上を付けている一方で、築30年前後のコンパクトなタイプの物件が多数、新しく流通したことが注目される。
http://www.kantei.ne.jp/jusin/jusin_bn590.html