ASASAが不動産物件の状況をスマホで報告
朝日新聞社は4月26日、アパートやマンションなどの不動産物件の管理を支援する事業をスタートさせると発表した。ITベンチャー企業のアクシスモーションと業務及び資本提携を行い、朝日新聞のサービスアンカー(新聞販売店)ASAが、アパートやマンションなどの管理支援業務を実施する。

現地作業情報をクラウドで管理する「PMアシスト」
アクシスモーションは不動産業界向けクラウドソーシングサービス「PMアシスト(ピーエムアシスト)」を展開しており、不動産管理会社や不動産オーナーの管理業務を請け負っている。「PMアシスト」はスマートフォンやタブレットで建物の管理から報告、レポート化までを一貫して提供できるのが特徴。管理物件の現地作業情報を共有し、業務の効率化と営業活動の強化が図れるクラウドサービスだ。
今後、アクシスモーションが管理業務を請け負った物件について、ASAに管理支援を委託する。委託を受けたASAの従業員が管理物件の空室や共用部分を点検し、スマートフォンから「PMアシスト」を通じて状況を報告するほか、簡単な清掃などの整備作業も行う。
朝日新聞社では、ASA業務の一環としてまずは首都圏からサービスを開始し、順次全国に広げていく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
www.asahi.com/shimbun/release.pdf