東急ホームズが、空家を賃貸経営するお手伝い
東急ホームズは4月7日、戸建て空家を有効活用するための、「空家活用計画」サービスを開始すると発表した。近年、少子高齢化に伴う人口減少で空家が増加しており、老朽化した空家が放置されるなど、空家問題の解決が社会的な課題となっている。今後も空家が増えると予想されることから、東急ホームズは、今回のサービスをスタートさせた。

リフォーム、家賃保証、低金利ローンをセットで提供
「空家活用計画」は、相続や住み替えなどで空家問題に直面した人が、有効活用策として空家の賃貸経営を行う際のサービスである。「賃貸向けフルリフォーム」、「一括借上げによる賃料保証・物件管理」、「低金利の空家リフォームローン(無担保・固定金利)」がセットになっているのが最大の特徴。
突然、空家問題が発生し、手元に自己資金がない場合でも賃貸経営を始めることができ、賃料保証を受けられるので、賃貸経営のリスクが低減できる。
東急ホームズが一例にあげている、1棟賃貸のシミュレーションをみると、横浜市青葉区の東急田園都市線「市が尾駅」徒歩約5分の戸建て住宅(約24坪)の場合、リフォーム費用の借入金が約1,000万円。
これに対し、賃料収入が毎月約14.4万円入ってくる。出費として月々のリフォームローン返済額が約6.2万円、固定資産税などの諸経費が月に約1.5万円かかると想定され、毎月の実収入は6.6万円になる。
(画像はプレスリリースより)
http://www.tokyu-homes.co.jp/release.html