中古マンションの成約単価、12期連続で上昇
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は1月21日、2015年10~12月の首都圏における不動産流通市場の動向を調査・分析した「季報Market Watchサマリーレポート 2015年10~12月期」を発表した。レポートによると、10~12月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同期比5.1%増の8,391件。3期連続で前年同期を上回った。
1平米当たりの成約単価は、前年同期比3.6%増の45万7,600円。2013年1~3月期から12期連続で、前年同期を上回っている。
成約価格も前年同期比で3.2%上昇の2,911万円。2012年10~12月期から13期連続で、上昇傾向を維持している。

中古戸建住宅の成約件数は3,161件
10~12月期の首都圏における中古戸建住宅の成約件数は、前年同期比17.7%増の3,161件。マンション成約件数同様、3期連続で前年同期を上回った。成約価格は前年同期比で0.9%上昇の2,949万円、2014年10~12月期から5期連続で上昇している。
土地面積は前年同期比0.2%減の150.02平米と縮小しているものの、建物面積は前年同期比1.0%拡大し、105.33平米となった。
(画像は「季報Market Watchサマリーレポート 2015年10~12月期」より)
http://www.reins.or.jp/201510-12.pdf