首都圏年間平均賃料は、前年比プラス1.3%
東京カンテイは1月14日、2015年の年間分譲マンション平均賃料を発表した。2015年の首都圏・分譲マンション年間平均賃料は、前年比プラス1.3%の2,618/平米で、新築・築浅物件の事例の増加や景況感の改善が影響し、2013年を境に上昇傾向を維持。
近畿圏では、前年比マイナス1.8%の1,794円/平米となり、築浅物件の減少で3年ぶりの下落。中部圏では、同プラス0.6%の1,569円/平米と上昇が続いている。

東京都はプラス2.3%、周辺3県はマイナスで賃料水準の差がさらに拡大
都府県別で見ると、首都圏は、東京都で前年比プラス2.3%、3,131円/平米と3年連続で2%超の上昇を記録。一方、周辺3県では、神奈川県は同マイナス0.8%、2,021円/平米、埼玉県は同マイナス1.3%、1,597円/平米、千葉県は同マイナス0.4%、1,529円/平米と軒並み弱含んでおり、東京都との賃料水準の差がさらに拡大している。
近畿圏は、大阪府で前年比マイナス2.7%、1,896円/平米。兵庫県も同マイナス1.2%の1,646円/平米とともに下落。
中部圏は、愛知県で前年比プラス0.5%、1,594円/平米と3年連続の上昇となった。
(画像はプレスリリースより)
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T2015.pdf